衝動的40分間

どうも今井です。

 

何気に初めての事なんですが、東京で頂いた撮影の仕事で仙台にやってきました。

現場は仙石線沿いという事で、10年くらい前のあの頃、福田町に住んでいた自分に見張られてる気がしつつも頑張ろうと思います。

 

ついさっき仙台着いたんですが、ここは関東から出張に来たという体で「せっかくなら東北のうまいもんを食って英気を養うか」みたいな感じで飲み屋に入りました。

 

入ったお店は「炙り屋十兵衛 SPAL店」です。

何度か来ているお店ですが、ちょっといいお値段するけど間違いなく美味しいという事で、「出張」にはもってこいかと…。

 

「ふーんじゃあこの、『浦霞』ってのにしてみようかなー」などと誰へ向けるでもない脳内演技をしながら冷酒のもっきりを頼み、刺身や焼き鳥など何点か食べ物を頼みます。

ラストオーダー間近なのもあって、店内はとても静かです。

 

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浦霞のもっきり。はー。

 

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刺し盛り1人前のマグロ。ブリもそうだったけど、美味しい刺身は分厚めが嬉しい。

 

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たら菊の天ぷら(一個食べた後だけど)。ザクッとした衣を齧るとアツアツで旨味濃厚なトロトロが口の中に流れ込んでくる。

 

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一口齧った後だけど、比内地鶏のハツ。臭みは一片もなくてとてもいい香り。

 

 

何日か都内の家に閉じこもって編集モードだったので出発するまでは「移動しんど…」って気分だったんですが、

これで英気を養って明日バリバリにいい画撮れるなら安いもんです。お会計の値段見て(…お。ちょっと頼みすぎたか)って思ったけど。えぇ。

 

すっかり食べログのレビューみたいになっちゃいましたが、とりあえず明日早いんで機材充電して寝ます。じゃ。

サザエさんの話書こうと思ったら表現の自由みたいな話題になってしまった

どうも今井です。

 

12/31から1/6まで実家でゴロゴロor友人と出かけた年末年始でした。

後半風邪引いて寝込んだのは完全に誤算でしたが、まぁ逆に考えれば仕事始まる前でよかった。ギリギリセーフで回復出来たのでよかったです。

 

寝込んでいる間、最近AmazonのPrime Videoで公開された放送初期のサザエさんを観て楽しんでいました。

磯野家含め全員テンションがシラフとは思えないくらい高く、アクションやストーリーは支離滅裂で、とりあえず暴力的かつ下品な展開が続くといういい感じの内容でした。今だったら絶対に地上波で放送出来ない。

特にマスオさんとワカメちゃんが迷い込んだ病院で看護師さんがいきなり「ハイルヒトラー!」と言い出し、実は精神病院だった…というくだりがヤバかったですね。念のため言っておきますが本当ですよ。

 

下品でヤバくて風刺的で笑えるコンテンツって、自分は大好きなんですが他の人にとってはそうでない事もあります。逆に、世間の大多数は好きらしいけど自分はどうにも苦手、そういうコンテンツもあります。まぁ好き好きということです。

 

好き好きで済めばいいのですが、そういえば最近は「表現の自由」という言葉を巡る議論をよく見かけます。こんなものは子供に見せるな、ここに展示するな、とかそういう話にとどまらず、こんな表現物は存在してはいけない、と唱える人も世の中には結構いるみたいです。

 

確かに、割と下品なコンテンツを好む自分から見ても思わず目を覆いたくなるような、ものすごい表現物もこの世にはありますからね。。

だけどそれでも、やはり自分は表現の自由は死守すべきものだと思っています。

 

表現物とかコンテンツというと、「あくまで楽しむためのもの」「商業的なもの」といった事を想像する人が多いと思います。

でも、人々は有史以来、それらがおそらくお金にはならない頃から絶えず表現を続けてきました。それこそ壁画を描いたり、その村独自の神話を作り出して何百年も語り継いだり…。権力者が示威のために作らせるという側面もあったでしょうが、根本的に人間は表現が好きなんでしょう。

 

思うに表現物というものは、私たち人類が認識したもの、理解したものを抽象化してアウトプット→インプットしたいという本能的な欲求を満たすために生まれたものなんじゃないでしょうか。そして、私たちは幼少の頃に昔話やおとぎ話の絵本からはじめたように、コンテンツによって人間や社会を理解している。コンテンツとは、人類による自己理解のアーカイブそのものなのです。大人になると自覚しにくいですが、私たちはコンテンツを通さないとこの世を理解しきれない。

それが親子の絆を表現した映画なのか、背徳的で暗い欲望を描いた絵画なのか、破壊的な衝動を歌った歌なのか、それは様々ですが内容はどうあれ人間の可能性を示す記録である事には変わりありません。

 

「こういう表現はあってもいい」「こういう表現はあっちゃだめ」と論じる人たちが、そういう観点でコンテンツを捉えているようにはあまり思えません。

例えば不倫という行いを法的に禁じることと、コンテンツに不倫を思わせる表現を含んではいけないとすることは根本的に意味が異なる行為です。

古今東西、人は時に不倫をするよね」「それは相手を傷つける悪いことだよね」「でも背徳的だからこそ耽美的に描かれたりもするよね」「一時期ドラマの影響で流行ったよね」こういった理解のアーカイブそのものを、人間社会から抹消する事が人類の前進だとはどうしても思えないのです。

 

表現を巡る議論は、あくまでその文脈やゾーニングといったミスコミュニケーションを減らす方向の議論とか、「実名で悪役として登場させた」といった名誉毀損の話とか、そういうのにとどまるべきでしょう。

「こんな表現が、許されていいわけありません!」はちょっと怖いです。

 

特に今大きな問題は、ゾーニングじゃないでしょうか。「ネットだけでひっそり公開」「深夜放送でひっそり放送」なんてもはや出来なくなりました。見たくない人が見つけて、見たくない人たちに向けて拡散して「これ不快ですよねえ!!」と議論しあってますからね。地獄です。

 

今では大いに問題のありそうな初期のサザエさんが、Prime Videoで公開された事がおおむね歓迎されているのは大きなヒントかも知れません。

昔の作品でもはや歴史的資料だから面白がられているのか、オンデマンドの配信サイトだから見たくない人は見なくて済んでいいのか、単に新しいプラットフォームだからノーチェックなだけで、いずれうるさく言われるようになるのか…。

今後も地味に動向をチェックすると面白いのかも知れません。

 

こんな事書こうとしてたんだっけ。長くなっちゃったけどまぁいいや。さあ仕事しよ。

 

男だけど「いつかティファニーで朝食を」を最近読んでる

 

相変わらず福島の実家でゴロゴロしている。

 

去年から「マンガBANG!」というアプリでほぼ毎日漫画を読んでいて、1日に8話(加えて動画広告を観ると+5話)まで無料で読めるシステムなので割といい暇つぶしになる。

 

最近読み進めているのが「いつかティファニーで朝食を」というマキヒロチさん作の漫画。

グルメ漫画とストーリー漫画を両立させたコンセプトの作品で、主に東京で暮らすアラサー女性たちが様々なお店の洒落た朝食に元気付けられつつ、恋に仕事に家庭に色々と悩みつつも暮らしていく話だ。

 作中に出てくるお店やメニューは実在のものだそうで、素敵グルメ情報も知りつつ登場人物達ののリアルな心情に共感出来るということで人気なんだそうな。

 

実はこの「いつかティファニーで朝食を」、無料分の冒頭3話だけは少し前に読んでいた。が、当時は登場人物の行動や考え方に対する強烈なアレルギー拒否反応に見舞われ、しばらく続きを読む気がしなかった。

 

毎晩遅く帰ってくる同棲中の彼氏と生活リズムも価値観も噛み合わない!という状況でフラストレーションが溜まった結果、「素敵な朝食を食べる生活をしたい、自分に正直に生きたい」という衝動的な理由で一方的に別れを告げ部屋を出て行く主人公。自分からバッサリと別れを告げておいてさめざめと泣いて落ち込む。

そんな彼女と、仲の良い同年代の友人が築地市場で一緒に朝食をとる。最近の主人公の悩み?に同調しつつ、友人は友人で「不倫の恋に疲れちゃったぁ…」などと独りごちる。え。不倫してんの。

んで、ニコニコして飯食ってる築地のおじいちゃんを眺めながら「あんなキラキラ充実した人生送りたいな☆」などとのたまう。

 

「…この漫画の読者って、こんなおぞましいものに共感してんの?マジで?」

 

冒頭3話で表現されきった、いわゆるちょっとお花畑系女子の無自覚な身勝手さ。強烈な胃もたれが起きてしまい、読み進める事が困難になってしまった。

 

…けどまぁ、自分の感じた拒否感は作品のファンにしてみれば「何勝手にこちらのカルチャーに踏み込んできて、勝手にディスってんの」って感じだろう。すんません。

例えるなら男性向けエロ漫画をわざわざ女性が読んで吐気を催すようなもので、あくまで異文化を覗かせて頂くような気持ちならいいのかなと思って最近改めて続きを読み始めた次第。

 

今50話くらい読んでいるけれど、はじめほど強い拒否感は感じなくなってきた。アラサーならではの焦り感や自分探し感は分からなくはないかなー、とか、仕事で色々大変だったり、エゴイスティックな恋愛感情が頭をもたげるのは分かるなー、とか、自分なりに共感出来る所も出てきたので割と楽しく読んでいる。

 

ちょっといいかもと思い始めていた職場の後輩に彼女がいた事で、別にはっきり好きだった訳じゃないのに勝手にショックを受けて相手への態度が冷たくなったりとか、そんな彼とベタつき始めた職場の新人女にいい年してマウンティングしちゃったりとか。そういう「気持ちは分からなくはないがみっともない」主人公の姿には相変わらずのけぞってしまうけど、逆に言えばよくもこんなにエゴやジェラシーをゴリゴリに描いているなーと感心もする。

 

主人公は、どこか何かに向かって成長している訳でもない。「どこに辿り着くでもなく、ただ泳いでいたい」という。

さすがに自分の身勝手さに反省してる風の描写も時々あるけれど、それはただ突発的な自己嫌悪を定期的に感じているだけだ。そして落ち込んだ時は、またどこぞのオシャレなお店でなんかエビとかアボカドとかが挟まった名物ベーグルサンドなどを食べて「おいしい…」と元気を出してまたどうにかやっていく。

ぐちゃぐちゃになる度、「素敵な朝食」が心の軸を直してくれるといった所だろうか。

 

うへぇ…とは思うものの、それでは自分は彼女を嗤えるだろうか。傍からみたら、何度も同じような迷惑を周りに振りまいて、反省してる風の自己嫌悪に身を切るような思いをして、とりあえずうまい物を食ってどうにかやっていく。そういう点では何だか自分も全く変わらないような気もしてきた。ライフステージや働く場所や人間関係が変わっても、自分の本質的なみっともなさは変わらないもの。今日もエゴとジェラシーをぐるぐるさせつつ、何かを食べることで救われて生きている。

そういうことを、描いている作品なのかも知れないと最近は思う。「メシを食う事」と「厄介な自意識とどうにかやっていくこと」、これら2大テーマを自覚的にごった煮にした作品は、他に読んだことがない気がする。

 

別に熱烈におすすめしたい訳ではないが、自分の知り合いがどんな感想を抱くのか今一番気になる漫画「いつかティファニーで朝食を」。特にアラサーの人に読ませて「どう?」と訊いてみたい。

読んだらぜひ感想下さい。ファンからのクレームも可。

今年やること

明けましたね、どうも今井です。福島でゴロゴロしたり編集したりしてます。

挨拶的なものはFBに書きましたが、こちらでは今年やることを備忘録的に書いておこうと思います。

目標とか抱負というよりTODOという感じです。

 

○さすがに免許とる

合宿を近日中にぶっこみます

 

○ZOZO定期便を申し込む

このままだと永遠に服を買わずいずれダビデ像になるので一番手っ取り早い方法で。

 

○PCC4K買ってRAW撮影のワークフローを実用化する

写真ではよく耳にするRAWですが、映像制作の世界にもその波が来ています。自分でも手が出せる感じに。

去年発売されたBlack Magic Design社のPocket Cinema Camera 4Kというシネマカメラが、RAW入門に大変良さそうなんです。なので近日中に購入してみようと思っています。

そのまま「ええやん、BMD社」となったら、更によく働いてURSA mini Proとか買ってみたいです。

RAW撮影、「色の作り込みの自由度が高い」というメリットは素晴らしい反面、ストレージの圧迫やPCスペックなど色々試してみないと分からない事が山盛りです。こういう技術面のワクワクは分かりやすくていいですね。

 

○ていうか普通にカラコレ・カラーグレーディングを勉強し直す

それなりに日々色と向き合っているつもりですが、もう一歩踏み込んで書籍や日々のトレーニング、そして有料のセミナーなんかにも通ってきちんと学びたいですね。

 

○英語をどうにかする

いずれ国外でも働けたら素敵やんと思うので(逃亡癖の一環)、英語力をどうにかしたいですね。といっても今日明日にどっかいくわけでもないですが。

専門的な話題の動画とか見つけてリスニングやらシャドウイングでもやってみようかしら。

 

○自主制作する

MV系、番組系、ドキュメンタリー系…とっ散らかってますが、「作ってみたいもの」は沢山あるので自主制作は強化したいところ。ただ全部一人でやろうとすると大変だしやる気続かなそうなので笑、仕事にしろ自主制作にしろ色々手伝いあえる人が欲しいなぁ。東京も仙台も。

 

○運動する

日々に運動要素が皆無で全体的に体がだるいのでどうにかします。

 

○たまには旅行する

去年の経験から「旅行はすごい」という事が分かったので行きたいところにはなるべく行くことにしました。そのためにも働かなきゃな。

 

 

 

大体こんなところでしょうか。これらを全部やると私は幸せになることが約束されてます。多分。色々挙げる割に気分でやらない事もあるのは仕様ですが。

まぁまだまだ若輩のおっぺけぺーなので、ぼちぼちやっていきたいですね。やればやるほど勉強不足を感じるのは、しんどくもあり楽しくもあるという感じです。

 

皆さんもこの2019、素敵なサムシング求めて新時代を彷徨って下さい。祈・無病息災。

元号何になるんだろうね。では。

「仮ナレ」の美学

どうも今井です。

先日のエントリを書いたあと、お知り合いの方から「儲かってない感がすごい」とのコメントを頂きました。確かに読み返すと、ルンペンがなんか言ってんなって感じがしますね。

一応働いてはいるんだ、ということをアピールするため、今日はちょっくら仕事のことを書きます。

 

突然ですけど世の映像には、「ナレーション」てのがよく入ってるじゃないですか。

CMにしろ、番組にしろ、WEB動画にしろ。

 

このナレーション、もちろん最終的にはプロの方に読んで頂く訳ですが。

その前の編集段階で、喋りの尺を確認したいとか、クライアントさんに喋りのイメージを固めてもらって収録前に原稿を確定させたいとか、そういう時が結構あります。

そういう時どうするか。エディターやディレクターが、仮でナレーションを入れて編集を進めることがあるんですね。

仮で入れるナレーション、通称「仮ナレ」です。

 

エディターとして入った現場などでは、CMの美しい画にのせておそらく監督が喋ったのであろう、

 

「…ゴホン、この一本でゲンゲン元気…。〇〇製薬の〇〇〇〇…」

 

といった仮ナレを耳にすることがよくあります。

「…原稿とは裏腹に死にそうな声ですけど大丈夫ですか」って感じのノリのが多いです。(※原稿は今適当に考えたものです。念のため)

まぁ、監督さんですからね。後でプロのナレーターなり声優さんなりが声をあてるんで、確認さえ出来れば別にテンションが低かろうが滑舌がアレだろうが全く問題はないんですよ。

 

ただ自分が仮ナレ入れるとなった場合は、「どうせなら制作チームの内輪を笑かせにいった方が楽しい」という理由で、ムダに気合い入れて仮ナレを入れます。

『ところがその時!』という原稿があったら、「…とぉころがそのトキィッッッ!!!」と本当に叫ぶように声入れたりね。あくまで自分のイメージするナレーションに沿ってですけど。

 

そうすると、映像を確認に出した後に返ってきたメールで「感じが伝わりました笑」「笑っちゃいました笑」なんて言葉を頂いたりして、ちょっとやりとりが和むんですよ。これ結構いいなと思って、家で仮ナレする際は結構声張りまくってます。

ルームシェアしてるんで、ルームメイトから「…今朝叫んでたあれ、何してたんすか?」って訊かれますけど。

 

 …という具合に調子に乗っていたら、最近一件だけ本当に自分の仮ナレのまま本チャンまで通ってしまったやつがありまして。

「いやいや、そこはやっぱりプロで録り直した方が…」と訴えてみたんですが、

「今井さんの声がね、なんかいいのよ!笑 今回はこれでいこう!」と言われてしまったので本当にそのまま公開されてしまっています。

 

「え、どれどれ」と探さないで下さい。あと万一見つけても「これでしょ!」って私に伝えないで下さいね。恥ずかしいから…。

 

 

はい。働いてるぞって感じの話でした。それでは。

最近買ったもの

 

どうも今井です。

最近仕事にせよ私生活にせよ色々と物入りです。

今日は最近買ったものを3つ紹介します。

 

 

①破けてない靴

この世には破けている靴と破けていない靴の2種類が存在します。

最近までは前者を履いていたのですが、「雨に弱い」「履いている靴下がバレる」「社会的な信用が下がっていく」などのデメリットがあったため、ちょっとフォーマルな場の撮影現場などのために破けていないタイプの靴を買い求めることにしました。

買った場所はドン・キホーテというお店です。

値札には「サイズが合えば超ラッキー!現品限り3000円」と書いてあり、履いてみたらサイズが合ってて超ラッキーだったので3000円払って買いました。

 

②破けていない財布

以前使っていた財布を失くしてから、割と長いこと結婚式撮影の謝礼が入っていたのし袋に現金やカードを入れて代用していたのですが袋がズタズタに破けて大変なことになってしまっていたため、さすがに財布を買い求めることにしました。いくらお金をいれても破けないので非常に便利です。

買った場所は…皆さん知ってますかね、ドン・キホーテというお店です。

「現品限り3000円!!!!」とやたらビックリマークがたくさん書いてあってお得感があったので買いました。牛革だそうです。

 

③壊れてないし電池も切れていない腕時計

所有している腕時計は壊れているタイプか電池が空のタイプ、あるいは壊れていてなおかつ電池も空のタイプしかなかったので、壊れてもいないし電池が入っているタイプの腕時計をこの度思いきって買ってみることにしました。

この、壊れておらず電池も入っているタイプの腕時計というのは非常に優れもので、腕に着けるとあら便利、腕を眺めるだけで現在時刻が分かります。すごいです。

これでもう、撮影現場でスマホを眺めてクライアントさんから「あら、ディレクターさんスマホ見てる。ツイッターでもやって遊んでるに決まってるわ。もうあの人に頼むのはやめましょう」と思われることはありません。

そういう意味では便利なのですが、デメリットとしては現場中に時間を確認するフリをしてツイッターを見ることが出来なくなります。

買ったのはドン・キホーテでした。1980円でした。

 

 

最近買ったものは以上です。

これらを買う前はつまり、破けた靴履いてお金はズタズタののし袋に入れて腕時計もしていなかった訳です。やばいですね。そんな状態で30歳の誕生日を迎えなくて本当によかった。

 

 

元々ものを長い間使いすぎる癖があって、例えば別れた彼女からもらったものとかも便利でさえあれば永遠に使い倒します。「気持ちを整理するために」などというよく分からない理由でものを捨てるなど、そんなエコロジーに反する行いは出来ませんね。せめてメルカリで売れ。

 

 

はい。そんな感じでした。

こういう事書いてると「仕事ないんですか」「家賃払えてますか」「何だか最近ブログやら質問箱やら、かまちょは楽しいですか」などと言われそうですが仕事はあるし家賃・光熱費は払ってるしかまちょは楽しいです。

 

 

来夏までには、靴底に大穴が空いていないタイプのクロックスを買いたいですね。

それでは。

それは何のためにもならないような

 

はてなブログはしばらく記事を書かないと「最近どうだい?そろそろ書いてみないかい?年末は帰って来るのかい?」的な通知が来るんだけど、

そんな通知すらとっくの昔に来なくなった状態でした。1年以上ぶりか。どうも今井です。

 

ブログやるぞーとか言っといて、3本書いて放置ってやばいですね。

多分このブログ作った時って、やっぱフリーランスなんだしなるべく色んなチャネルで仕事してるぞアピールをせんといかんのか的な、そういう色気というかやらしい事を考えてた気がするんですよ。

読み返したらなんか、新しめの映画の感想とか書いてちょっと映像にかすらせてるし。力んでるし空回ってて恥ずいんですけど。

 

多少時間が経った今としては、仕事のことなんか書いてどーすんねんという感じです。

ぺーぺーの自分がなんか、専門家面して映像のこととか書いてもただただ残念だし、別にブログ書かなくても一応お仕事は頂いてる訳で。

 

じゃあなぜ今さら筆もといスマホを持ってこんなブログ書いてるかというと、たまたま最近知り合いがブログ始めてて「あ、ブログっていいな」と思ったからです。

 

10年くらい前?って、友達みんなmixiで毎日日記書いてたじゃないですか。世代によると思うけど。アラサーの俺はそういう世代なの。

 

ちょっと改めて想像してみて欲しい。知り合いみんな毎日、ブログ書いてんのよ。超楽しかった。なんか真面目っぽい語ってる系の日記にはつい真面目なコメントつけちゃったり。

 

そういう感じをちょっと、最近見かけた知り合いのブログ読んでちょっと思い出して。あ、ブログって人間臭くていいなと。

別に今どきのSNSはダメだとかそういうことじゃないですけれども。Twitterやインスタもいいけど、ブログは長くて濃い。いい。ブログ。

 

話ちょっと飛びますけど、SNSの歴史って承認欲求を満たすことに対する言い訳の歴史だと思ってまして。

 

mixiは「これは日記だから」、

Twitterは「これ投稿じゃなくただのつぶやきだから」

インスタは「この景色・物が綺麗だったから」

Tik Tokは「これ自撮りというよりネタ動画だから」…

 

つまり根っこにあるのは全部ユーザーの承認欲求、つまり「かまちょ!!」(そうでなきゃ何かしらビジネス的な狙いがあったり)なんだけど、あまりに率直にかまちょかまちょ叫ぶのはみっともないんで言い訳として成立するような表現フォーマットが用意されるとみんな喜ぶというね。

 

でもなんか流行りがここまで来ると、ヤケクソに思いきり逆にいきたくなりませんか。「誰も得しないただの長いブログ」とかその最たるものでしょう。別に頼まれた訳でもなく、少しみっともないかも知れないものを、ただうおーと書き散らしましょう。書き散らしましょうよ。

俺は誰を説得してるんだろう。

 

 

 

 

かまちょ今井でした。

今度はもっと日記っぽいこと書きます。

新幹線がちょうど仙台着きます。明日は学校じゃ。